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2017年06月10日

BMCというルアーを考察してみる

このブログをご覧下さっている皆様は
ご存知かと思いますが、今年に入ってから
爆発的に釣果を上げているルアーがあります。

ノースクラフトのBMCシリーズです。

ノースクラフト BMC ナイトゲーム 沖縄

上の写真3つがソレ。
ちなみに下の小さい3つが、
同じくノースクラフトの廃盤ルアー
バリスティックミノーの80と60。

2番目のコットンキャンディーカラーのは、
子GTに齧られてボロボロ、
3番目のイワシカラーはタチウオの釣り過ぎでボロボロ。
歴戦のツワモノのような風貌です。

本日はこの「BMC」というルアーと
ナイトゲームに於ける有効性について、
私なりの考察、及びメソッドを語ってみたいと思います。

長いので、面倒な方は飛ばして下さいね(笑)。


BMCというルアーを考察してみる

まずは、ノースクラフトをご存知な方のために、
もともとは北出弘紀氏による1つのルアーメーカーで、
バリスティックミノーはもとより、オグル、ガンデウスなど
革新的なルアーを世に送り出して来たビルダー魂溢れる
素晴らしい会社だったのですが、平成25年12月に一旦活動を休止。
現在はラパラ・ジャパンの参加にて、1ブランドとして展開をしているようです。

↓ラパラ・ジャパン内の公式サイト。
http://www.rapala.co.jp/northcraft_lures/northcraft_lures.html

↓多分、その前の公式サイト
http://www.northcraft.jp/

確か、アカメの日本記録を打ち立てたのも、
ノースクラフトのオグルだったと思います。


で、私が最近愛用しているBMCというルアー。

BMCというルアーを考察してみる

最初の出会いは現在北谷に移転した
黄色い魚の店の棚に並んでいて、何となく買って
何となく使ってみたのがキッカケだったのですが、

コレがまた、よー釣れるのですわ。

BMCは内地の清流域でのリバーシーバス用として
下流に向かって落ちて来る弱った小魚を演出するために
開発されたそうです。まぁ、いわゆる「ドリフト釣方」、
あるいは河川での「ほっとけメソッド」に特化したルアーなのでしょう。

タダ巻きだと水面直下〜20cmくらいのところを
シンペンやロールの弱いミノーのようにユラユラと泳ぎます。

北出氏のブログ
「特殊なシチュエーションでの使用を前提として作った」
「このBMCですが、いろいろ使える中で代表的なシチュエーションが清流域、
または流れのあるフィールドでのサーフェスドリフト」
とあることからも、このルアーが主として
河川での使用をメインに開発されていることがよく分かります。


でも、

実際に私はどちらかといえば、
河川よりもオープンウォーターや
流れのあまりない場所(水路、漁港内など)釣果の方が目立ちます。

そもそも、沖縄県内には内地のような
大きな清流はないですからね。

どのように使っているのかと申しますと、

最初は冬場のタチウオゲーム、
ライズはあるけどトップでは絶対に出ない、
かといって、ミノーやシンペンではレンジが低すぎる、
そんなときに「もしかして...」と思って
BMC100Fを使ってタダ巻きしてみたら、
イッパツで指4本サイズのタチウオが食らいついてくれました。

タチウオ サーベリング オグル 沖縄

それはトップから皮1枚分下の水面直下、
そんなシチュエーションでしか釣れない魚がいる

ということを気づかせてくれた瞬間でした。

その後、冬の間でけっこうな数をタチウオを釣れて来てくれて、
伊藤家の食卓を潤してくれたBMC100F。


やがて長い冬も終わり、そろそろMJでも釣りに行こうかと思い、
中部某所の河口域でBMCを投入したところ、やはり
見事に1kgUPのMJを連れて来てくれました。

マングローブジャック ゴマフエダイ ノースクラフト BMC100F

そして5月の子GT。

ショアGT ナイトゲーム ライトゲーム ノースクラフト BMC

そんなカンジのBMCですが、
モチロン百発百中ではありません


「水面直下」というキーワードはモチロン重要なのですが、
実はこれ以外に2つ、沖縄での釣りで
BMCの真価を発揮させる為の重要な条件
があります。

1つはナイトゲームであること、

もう1つはベイトが群れていること。


なぜこの2つなのかというと、


デイゲームとナイトゲームの根本的な攻め方の違いとして
例えば、ナブラ打ちなどでは基本的に逃げ惑う魚を演出するのに対して、
ナイトゲームだとフィッシュイーターたちは弱って捕食しやすい魚を
好んで狙っている傾向がある
と思われるからです。

やはり魚も夜間だと逃げ惑う魚を捕食するのは至難の技なようで。

BMCを使う前から、ミノーでもトップでも
基本的にはスローリトリーブを心がけて来たのですが、
これには理由があり、例えば夜間にGTが炸裂する瞬間を
よーーーく観察していると、
恐怖に怯えて一箇所に固まったベイトを
一気に襲っているように見えますが、
実は襲いかかった瞬間よりも、その後に逃げ遅れたベイトや、
パニックに陥って他のベイトにぶつかった個体を
捕食している
ということに気がつきました。

爆発するであろうベイトに狙いを定め、
食らいつく瞬間にキャスト、そして位置とタイミングが合えば
かなりの高確率でHITするという法則を発見。

まぁ、その後、フックアップ出来るか、
まともに戦えるか、そもそも、狙ったポイントに
適切なタイミングで確実にキャスト出来るかは
別問題なんですが(笑)。


で、


BMCと他のルアーの何が違うのかというと、そんなカンジで
ピンポイントで狙い撃ちをしなくても
ガンガン食ってきてくれることです。


別にボイルを狙わなくても、ただ魚が集まっている周辺や
フィッシュイーターが潜んでいるであろうポイントに適当に投げ、
あとはただ、ゆっくり巻くだけ。

特別なことは何もしていないのですが、
かえってそれが効果的なようです。

弱ったベイトになりきるルアー
それがBMCなんだと思います。

変にアクションを付けたりせず、


基本タダ巻き。


以上。


ライトがある場所ではイワシカラーなどのリアル系、
濁りがある場所ではコットンキャンディーなどの目立つカラー。

カラーチョイスはそんなところで良いのではないでしょうか?

あとは、



投げるべし!

巻くべし!

弱ったベイトになりきるべし!


以上。


ちなみに、他のルアーに比べてアピール力は少ないような気がするので、
魚を誘い出して釣るというメソッドにはどちらかというと
不向きであるように思われます。


モチロン、流れがある場所では
ドリフトで使ったりもしますよ。

当然釣れます。


そして先日のモンスター。

後日分かったのですが、
トップから根本まで、
ガイドに凄まじい摩擦と圧力で
PEラインの塗料が張り付いていました。


写真撮り忘れてしまいましたが。

ちなみに、そんなモンスターGTで
BMC120Fのコットンカラーは殉職

そして

100Fのイワシカラーとコットンカラーも
ほぼトップルアーであるにも関わらず
根掛かりで殉職してしまいました。


手持ちのBMCは全て殉職。


何が言いたいのかというと、


ノースクラフト、並びにラパラ・ジャパンの
スタッフの皆様、私をモニターにしてくれないッスか!?



スミマセン、冗談です。


あ、でもヘビータックルで投げられる
15cm〜18cmくらいのBMCは欲しいかも


マジで。

ベイトがデカくなるこれからの季節に活躍してくれそうです。


とにかく、手元にないのは不安なので、
また補充してさらなる獲物の捕獲に努めたいと思います。

浪漫は何処だ!?

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Posted by 店長伊藤 at 12:00│Comments(4)タックル
この記事へのコメント
>離島PAPAさん
おぉ、ヤマネコの島!どうりて素晴らしい海が残っているわけですね。10年以上前に2度訪れたことがありますが、ジャングルの奥地でもヤマピカリャーに出会うことは出来ませんでした。
ついに届いたんですね!開発者の方のブログにもありましたが、食い気がたっていればチャートピンクヘッドでも全然イケるみたいですね!私もマッディーなポイントで使いたいくらいです。Youtube配信...したいところですが、何しろナイトゲーム専門で真っ暗なので動画にならないと思います(笑)。ぜひ次回大潮、BMCでいい釣果が出ることをお祈り申し上げます。
Posted by 店長伊藤店長伊藤 at 2017年06月13日 19:38
店長伊藤様
返信コメントありがとうございます。
私、ヤマネコの島におります。
1度だけ見ましたよ(^-^)v
BMC届きました!顔は鮎そのものですね
カラーは普段なら選ばないチャートピンクヘッド
老眼の初老にはルアー位置がわかりやすいこと、魚からも見つけやすいこと
反射食いしてくれると思い選んで見ました。店長のBMCモニターの件あり!ですよね!
店長のブログを読んで私も欲しくなり探して買いましたから影響力は絶対にありますよ、YouTube動画配信待ってます。
次の大潮のタイミングが合えば遊んでもらいに行ってきます。では失礼いたしますm(__)m
Posted by 離島PAPA at 2017年06月13日 07:24
>離島PAPAさん
それは素晴らしい釣果ですね!ナンヨウカイワリ、オニヒラで平気だった22lbをブチ切っていくって、ナカナカの大物ですよね。タマンとかGTですかね?ちなみにどちらの離島ですか?羨ましい限りです。私は残念ながらそんな爆釣りはしたことないです。ガイドのサイズもあるので何とも言えないですが、40lbは必要そうですね(笑)。
昼間やリーフでのBMCの有効性が気になるところです。いい釣果が出るといいですね!
Posted by 店長伊藤店長伊藤 at 2017年06月13日 02:09
店長伊藤様
BMC理論ありがとうございます。
まだ届きませんが予習になります。
さて、行って来ましたよリーフエンド
コルトスナイパーBBが吠えて来ました❗
ハイドロポッパーで反応がなく
ダメ元でオルルドのメタルジグ30gでアミメフエダイとムネカアクチビ3匹、それからナンヨウカイワリの56cmが来ました。初卸のコルトスナイパーがキシキシと悲鳴を上げるほど強烈な引きで次はオニヒラアジ54cmが釣り上げることに成功しましたが
その後メタルジグは強烈な引きでリーダー22lbがぶちギレて殉職、新しいメタルジグもリーダーぶちギレ、ソルティーベイト40gは着水と同時にヒットしドラッグが止まらずリーダーぶちギレ❗
潮もだいぶ満ちて来たので最後にジグがなくなっちゃったのでポップクィーン105で、2投目にヒットしましたがこれまたドラッグが止まらずに珊瑚へ潜られてPE1,5が切れてしまい本日終了!
マイPとは比べ物にならないフィールドに感謝して次はリーダーを40lbにするかと思案中(^-^)/
Posted by 離島PAPA at 2017年06月10日 19:43
 
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